ブータン日本週間2023の実施について
令和5年11月1日
在ブータン日本国大使館、国際交流基金ニューデリー日本文化センター及びJICAブータン事務所は、日本とブータンの文化交流をより一層促進するため、ブータン王国政府の協力を得て、2023年10月27日(金)から10月31日(火)まで、「ブータン日本週間2023」を開催しました。本年は対ブータン青年海外協力隊(JOCV)派遣開始から35周年の節目の年であり、今回の取組みは時宜を得たものです。
(参考)開催案内
(参考)開催案内
1.10月27日の行事(津軽三味線公演、JOCV派遣35周年記念レセプション)
(1)初日である10月27日には、ティンプー市内の2つの学校、Changhanka Middle Secondary SchoolおよびDechencholing Higher Secondary Schoolにおいて津軽三味線奏者の永村幸治氏、杉山大祐氏による津軽三味線公演が行われ生徒500名以上が参加しました。

(2)同日、市内ホテルにおいてワンチュク国王陛下及びツェリン首相を始め多数のブータン政府来賓を迎え、JOCV派遣35周年記念レセプションが盛大に開催されました。
我が国とブータンは、1986年に国交を樹立して以来、日本の皇室とブータン王室の交流をはじめとして良好な関係を構築してきました。ダショー西岡氏の農業指導に始まる農業・農村開発やインフラ分野等での支援を通じ、経済社会開発の側面において交流が深まっています。こうした我が国とブータン両国の交流やつながりを深めていくうえで、JOCVが果たした役割は大きく、本年10月時点で、のべ484名の協力隊員がブータンに派遣され、シニア海外協力隊員も含めると、のべ641名がブータンの社会経済の発展に貢献してきました。
JOCV派遣35周年記念レセプションにおいて国王陛下は、常に日本人に親近感と愛情を感じ、JOCVのブータンにおける活動に感謝するとともに、日本人の強さと誠実さを称賛する旨のご挨拶をされました。
また、この機会に日本国大使館は、同レセプション会場において日本食・日本産酒類の提供を行いました。日本食は、祝いの席に合わせ、「巻き寿司」と「吸い物」を提供し、ベジタリアンに配慮し、巻き寿司はサーモン巻き、ツナ巻き、野菜卵巻き、野菜巻きの4種を用意するとともに、吸い物は昆布で出汁を取りました。日本産酒類は、日本酒(「風の森」、油長酒造株式会社(奈良県))と梅酒(「THE CHOYA Extra Years」「THE CHOYA Extra Shiso」「THE CHOYA Royal Honey」、チョーヤ梅酒株式会社)を提供し、いずれも国王陛下をはじめ関係者から好評を博しました。


(写真提供:Royal Media Office Bhutan)
(参考:協力企業)
日本食:ティンプー市内の日本食レストラン「Hayate Ramen Restaurant」
日本産酒類:油長酒造株式会社、チョーヤ梅酒株式会社


我が国とブータンは、1986年に国交を樹立して以来、日本の皇室とブータン王室の交流をはじめとして良好な関係を構築してきました。ダショー西岡氏の農業指導に始まる農業・農村開発やインフラ分野等での支援を通じ、経済社会開発の側面において交流が深まっています。こうした我が国とブータン両国の交流やつながりを深めていくうえで、JOCVが果たした役割は大きく、本年10月時点で、のべ484名の協力隊員がブータンに派遣され、シニア海外協力隊員も含めると、のべ641名がブータンの社会経済の発展に貢献してきました。
JOCV派遣35周年記念レセプションにおいて国王陛下は、常に日本人に親近感と愛情を感じ、JOCVのブータンにおける活動に感謝するとともに、日本人の強さと誠実さを称賛する旨のご挨拶をされました。
また、この機会に日本国大使館は、同レセプション会場において日本食・日本産酒類の提供を行いました。日本食は、祝いの席に合わせ、「巻き寿司」と「吸い物」を提供し、ベジタリアンに配慮し、巻き寿司はサーモン巻き、ツナ巻き、野菜卵巻き、野菜巻きの4種を用意するとともに、吸い物は昆布で出汁を取りました。日本産酒類は、日本酒(「風の森」、油長酒造株式会社(奈良県))と梅酒(「THE CHOYA Extra Years」「THE CHOYA Extra Shiso」「THE CHOYA Royal Honey」、チョーヤ梅酒株式会社)を提供し、いずれも国王陛下をはじめ関係者から好評を博しました。




(写真提供:Royal Media Office Bhutan)
日本食:ティンプー市内の日本食レストラン「Hayate Ramen Restaurant」
日本産酒類:油長酒造株式会社、チョーヤ梅酒株式会社
2.10月28日の行事(日本週間メインイベント)
(1)10月28日、日本週間のメインイベントが時計塔広場で開催されるとともに、同日、会場内ステージ周辺で、JICAブータン事務所、JAAB(ブータン日本同窓会協会)、UNDPブータン事務所、Desuung Skilling Programme、ブータン柔道協会、ブータン空手協会、ぺルキルスクール及びパナソニックのブースが展示されました。また、日本国大使館のブースにおいて日本産酒類の展示を行いました。
タンディ・ドルジ・ブータン外相ほか政府関係者が来賓として参加するなか、メインイベントが盛大に開催され、ブータン空手協会及びブータン柔道協会がそれぞれ武道デモンストレーションを行いました。

(2)この機会に、令和4年度スポーツ外交推進事業により日本サッカー協会からブータンサッカー連盟に対し供与された中古サッカーボール等の供与式が行われ、田嶋幸三日本サッカー協会会長からの祝賀メッセージが朗読されました。
また、スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)の一環としてNPO法人JUDOsからブータン柔道協会に寄贈された柔道着の供与式が行われ、井上康生JUDOs理事長のビデオメッセージが上映されました。



(3)メインイベントの後半には、ペルキルスクールの生徒によるJ-POP等の演奏パフォーマンスや、津軽三味線の演奏が行われました。津軽三味線の演奏者は永村幸治氏と杉山大祐氏で、伝統曲である『津軽じょんから節』やブータンでも人気のあるアニメソング『すずめ』『紅蓮華』を津軽三味線でアレンジして演奏したほか、オリジナル曲の『共鳴』と『Groovy』を披露し、会場は野外にも関わらず熱気にあふれていました。


タンディ・ドルジ・ブータン外相ほか政府関係者が来賓として参加するなか、メインイベントが盛大に開催され、ブータン空手協会及びブータン柔道協会がそれぞれ武道デモンストレーションを行いました。



(2)この機会に、令和4年度スポーツ外交推進事業により日本サッカー協会からブータンサッカー連盟に対し供与された中古サッカーボール等の供与式が行われ、田嶋幸三日本サッカー協会会長からの祝賀メッセージが朗読されました。
また、スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)の一環としてNPO法人JUDOsからブータン柔道協会に寄贈された柔道着の供与式が行われ、井上康生JUDOs理事長のビデオメッセージが上映されました。











3.10月30日~31日の行事(日本文化・日本語ワークショップ)
10月30日及び31日、国際交流基金ニューデリー日本文化センター主催の日本文化・日本語ワークショップがティンプー市内の高等教育機関を対象に開催されました。
2つの機関で行われたワークショップには合計約70名の学生が参加しました。
ワークショップでは日本文化クイズ、日本語会話、盆踊りなどが紹介され、参加した学生たちは日本について高い関心を示しており、このイベントを通じてさらに日本への興味を深めることができました。
2つの機関で行われたワークショップには合計約70名の学生が参加しました。
ワークショップでは日本文化クイズ、日本語会話、盆踊りなどが紹介され、参加した学生たちは日本について高い関心を示しており、このイベントを通じてさらに日本への興味を深めることができました。


実施主体
共催:在ブータン日本国大使館、国際交流基金ニューデリー日本文化センター及びJICAブータン事務所
協力:ブータン政府
協力:ブータン政府