11月10日のデリーにおける爆発事案に関する注意喚起

令和7年11月13日
●11月12日、インド政府は、10日夕にデリーで発生した車両爆発事案についてテロ事件と認定しました。
●今後も同様の事件が発生する可能性は排除できません。在留邦人の方や出張・旅行などで一時滞在中の方におかれては、最新の関連情報を入手し、周囲の状況及び不審物に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
 
1 11月12日、インド政府は、11月10日夕にデリーにある世界遺産「赤い城」(英語でレッド・フォート、ヒンディー語でラール・キラー)付近で発生した車両爆発事案についてテロ事件と認定した旨発表しました。
 
2 爆発現場の周辺では、現在も交通規制と警備強化が続いている他、デリー首都圏に加え、ムンバイ、ベンガルール等の主要都市でも警戒レベルが引き上げられ、治安当局による警備強化が続いています。今後も同様の事件が発生する可能性は排除できません。つきましては、在留邦人及びインド滞在中の皆様におかれては、以下の点にご注意ください。
 
(1)外務省が発出する海外安全情報及び現地報道等により、治安情勢等、渡航・滞在先について最新の関連情報の入手に努め、改めて危機管理意識を持つ。
 
●海外安全ホームページ(インド)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html#ad-image-0
 
(2)特にテロの標的となりやすい場所(イベント、野外マーケット、ホテル、観光施設、デパートや市場等不特定多数が集まる場所、公共交通機関等)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等、安全確保に十分注意を払う。
 
(3)海外等に旅行や出張する前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝達するとともに、海外への渡航を計画されている方は、必ず「たびレジ」への登録を行う。
 
●「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/