『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』橋本昌和監督によるアニメワークショップの開催
令和7年10月9日
在インド日本国大使館は、2025年9月15日(月曜日)にデリー市内のIndia International Centerにて、その前日14日(日曜日)にインドで初上映された『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(インドでのタイトル「Shin chan: The Spicy Kasukabe Dancers in India」)を手がけた橋本昌和監督を招き、アニメ業界に関心のある若者を対象にワークショップを開催しました。インドでは日本のアニメに興味を持つ若者が大変多く、近年では日本のアニメ産業に興味を示す若者やアニメーターを志す若者が増加しています。
ワークショップでは、まず株式会社ギークトイズのプロデューサー、神田たか子氏により、日本のアニメの歴史や特徴、アニメの制作過程などが詳細かつ丁寧に紹介され、来場者は普段見ているアニメの裏側や制作に携わる業種や人々の多さに驚いている様子でした。



ワークショップでは、まず株式会社ギークトイズのプロデューサー、神田たか子氏により、日本のアニメの歴史や特徴、アニメの制作過程などが詳細かつ丁寧に紹介され、来場者は普段見ているアニメの裏側や制作に携わる業種や人々の多さに驚いている様子でした。

続く橋本監督によるワークショップでは、橋本監督自身がアニメ業界を志したきっかけや、本作品のインドならではの制作裏話などが語られ、大変興味深い内容となりました。質疑応答では、アニメ業界を志す若者を中心に、「脚本はどのように作っているか」「アニメ監督になるにはどうすればよいか」「作品の発想はどこからくるのか」「アニメ業界を目指すために今何をすれば良いか」など、約1時間にわたって一度も途切れることなく次々と質問が寄せられ、会場は最後まで熱気に包まれていました。


アニメをきっかけに日本のことを知る若者が多いインドにおいて、当館として、今回、初の試みとしてアニメ業界を目指す若者を対象としたワークショップを開催し、想定を上回る若者が訪れ、大盛況となりました。インドの若者にとって、日本アニメは単なるエンターテインメントにとどまらず、自らその制作に関わりたいと希望する対象となっていることがうかがえました今回のワークショップを含め、日本のアニメに刺激を受けたインドの若者から、日本及びインドのアニメ制作に携わる人材が生まれることを期待しています。
実施機関
主催:在インド日本大使館、国際交流基金、Geek Pictures India
実施機関
主催:在インド日本大使館、国際交流基金、Geek Pictures India