第4回日印観光協議会の開催

令和7年4月14日
 4月8日、日印間の観光に関する政府間協議である「第4回日印観光協議会」(観光庁・インド観光省の共催)が、デリー市内(於:アショカホテル)で開催されました。
 日本からは小野大使に加え、秡川観光庁長官、蒲生日本政府観光局(JNTO)理事長、蝦名日本旅行業協会(JATA)理事長をはじめ、官民の観光関連組織の代表者が参加し、インドからもシンハ観光省国際協力担当局長をはじめ多数の観光関係者が参加しました。また公式ディナーには、シェカーワト観光大臣が参加され、日本側代表者と歓談されました。
 本協議会を通して、日印間の観光交流人口の拡大に向けた課題の共有や今後の対策の検討が行われました。
 小野大使は、8日の協議会において、2024年1年間の訪日インド人数は過去最高となる23万3千人を記録したこと、インドへ訪れた日本人観光客数は18万人を記録したことを紹介した上で、日印両国の素晴らしい観光資源を考えれば今後の観光交流人口はさらに拡大する可能性があると述べました。その上で、日本大使館は、インド・ホスピタリティ産業に対して、日本食材・日本酒類の紹介、日本食料理人による料理講習及び日本語学習機会を提供するなどの支援をインド観光省と協力して実施することを表明しました。
 4月9日から11日にかけては、インド政府が観光開発に力を入れているアグラ(ウッタルプラデシュ州)、デリー及びボッダガヤ(ビハール州)でのファムツアーが実施され、日本側関係者が参加しました。