【事前告知】パンジャブ州モハリ県における視覚障害者のための教育施設兼眼科ケアセンター建設計画に関する供与式の実施

令和6年4月18日
 令和6年4月23日、パンジャブ州モハリ県において、令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「パンジャブ州モハリ県における視覚障害者のための教育施設兼眼科ケアセンター建設計画」の供与式を実施いたします。
 
 草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の多様な基本的なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、インドではこれまでに、学校、職業訓練校の建設、砂防ダムの建設、医療機材の供与などの支援を行ってまいりました。
 
 本供与式には、被供与団体であるNGO「全国視覚障害者会(National Association for the Blind)」からビノッド・クマール・チャドァ代表、在インド日本国大使館から小寺次郎参事官及び西隆平一等書記官が出席いたします。
 
 被供与団体は、1990年に設立された非営利団体で、主に貧しい視覚障害者を対象に、基礎教育、職業訓練及び眼科医療サービスを無償で提供しています。
 
 本件は、同団体に対して、教育施設兼眼科ケアセンター1棟を供与する総額約975万円のプロジェクトで、本件を通じて、より多くの同州および近隣の州に住む貧しい視覚障害者に対して、教育の機会と眼科医療サービスを提供することが可能となります。
 
 今回の対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力により、対象地域の貧しい視覚障害者の社会経済活動への参加が促進するとともに、日本とインドの友好・協力関係のさらなる強化につながることが期待されます。