日本アニメ上映会及びネットワーキングランチの開催(2024年3月17日)
令和6年4月1日
3月17日、市内映画館において、日本アニメ上映会及びネットワーキングランチを開催し、インド政府・企業関係者や日系企業関係者の出席を得てお招きし、アニメを通じた日印間の人的交流に関する懇談を行いました(協力:ソニー・インディア)。
上映前には、滝俊介ソニー・インディアCFO・戦略責任者とジェニカJETROニューデリー事務所職員による、ヒンディー語と日本語のやりとりが披露され、言語を通じた日印交流及びアニメの持つ力についてアピールしました。会場には日本のアニメを初めて見たという方も多い中、純粋にアニメを楽しむ姿が見られ、インドの幅広い世代に日本のアニメ作品の素晴らしさを伝えることができました。
アニメ上映後のネットワーキングランチでは、滝CFOによる冒頭挨拶のほか、鈴木大使及び、インド政府代表としてチャウラ印外務省東アジア局顧問が挨拶を行いました。
滝CFOの冒頭挨拶では、アニメ上映中に偶然隣に座ったインド人と心を通わせた自身の体験談について語りつつ、アニメーターやクリエイターになりたいインドの若者を発掘し、日本留学の支援やアニメ産業への就職支援を通じて、日印の人的交流に貢献したい旨述べました。
続いて、鈴木大使の挨拶では、年代別の様々な日本アニメのタイトルに言及しつつ、インドの若者の多くはアニメを見ることで日本文化を学んでいることから、親世代のインド人に対し、日本語を学ぶモチベーションとしてアニメを見るようエンカレッジしてほしいと述べました。また、大使館として観光、留学、就労の面における人的交流の促進に努めているが、それに加え、滝CFOが述べたように日印のアニメ産業に貢献する人材が出てくることに期待を表明しました。
最後に、チャウラ顧問の挨拶では、日印関係について政治・経済面に加えて人的交流の重要性に言及するとともに、劇中に出てきた日本語の単語や表現についてヒンディー語訳と共に解説しつつ、アニメを通じた日本語学習の可能性について述べました。
代表挨拶後、日印政府・企業関係者がアニメを通じた人的交流の促進に関する意見交換を行うとともに、鈴木大使及びチャウラ顧問がインドの若者達と日本への留学・就職に関する懇談を行い、より多くのインド人に日本に来てもらえるような取組について議論しました。