「和食の日」イベントの開催
令和4年12月6日
11月24日及び25日、在インド日本国大使館は、「和食の日」(11月24日)を祝うとともに、日本食や日本酒をはじめとした日本食・食文化の普及を図るための4つの行事を開催しました。特に、2023年が「国際雑穀年」であることを踏まえ、24日夜のレセプションでは、ベジタリアン向けの日本食に加えて、雑穀を用いた和食も振る舞い、日印の食文化交流を深めました。
1 日印食農シンポジウム―持続可能な食料供給と農業投資のシンポジウム―
日時 2022年11月24日(木)午前9時半から午後1時半まで
場所 ニューデリー市内 Le Meridienホテル
主催 農林水産省
共催 在インド日本国大使館
パートナー インド農業・農民福祉省、インド食品加工省
協力 JETRO、CII、FICCI

シンポジウムは、日本からの対インド投融資5兆円や日本産農林水産物・食品の輸出5兆円といった投資や輸出の目標の実現に向けて,日印間の農業・食産業の関係者間のネットワーク形成を図ることを目的に開催されました。
シンポジウムの開会式では、日本から農林水産省の小川農林水産審議官、JETROの仲條理事が出席したほか、在インド日本国大使館からは河津臨時代理大使が出席しました。河津臨時代理大使からは、投資・輸出の促進に加えて、今回のシンポジウムが次期G7(日本)・G20(インド)それぞれの議長国として両国間の連携を強化していくきっかけになることへの期待を述べるとともに、技能実習・特定技能制度を活用し農業・食産業分野の人的交流が一層進むことへの期待を挨拶として述べました。
シンポジウムでは、次の4つのテーマについてセッションが行われ、日印双方のスピーカーが、今後の日印間での農業・食産業でのビジネスの発展や協力関係の強化に向けた取組の紹介や知見の共有が行われました。
(1)インドにおけるビジネス・コラボレーションの強化
(2)生産性向上のための新技術及び新たな手法の可能性
(3)持続可能な食料と農業のグローバルシステムにおける日印の役割
(4)インド農村部における先進的手法の展開
閉会式では、JICAインド事務所齋藤所長、インド日本商工会若森会長から、日印間の農業・食産業でのビジネス・協力双方の今後の更なる発展への期待を述べ、シンポジウムを締めくくりました。
場所 ニューデリー市内 Le Meridienホテル
主催 農林水産省
共催 在インド日本国大使館
パートナー インド農業・農民福祉省、インド食品加工省
協力 JETRO、CII、FICCI


シンポジウムは、日本からの対インド投融資5兆円や日本産農林水産物・食品の輸出5兆円といった投資や輸出の目標の実現に向けて,日印間の農業・食産業の関係者間のネットワーク形成を図ることを目的に開催されました。
シンポジウムの開会式では、日本から農林水産省の小川農林水産審議官、JETROの仲條理事が出席したほか、在インド日本国大使館からは河津臨時代理大使が出席しました。河津臨時代理大使からは、投資・輸出の促進に加えて、今回のシンポジウムが次期G7(日本)・G20(インド)それぞれの議長国として両国間の連携を強化していくきっかけになることへの期待を述べるとともに、技能実習・特定技能制度を活用し農業・食産業分野の人的交流が一層進むことへの期待を挨拶として述べました。
シンポジウムでは、次の4つのテーマについてセッションが行われ、日印双方のスピーカーが、今後の日印間での農業・食産業でのビジネスの発展や協力関係の強化に向けた取組の紹介や知見の共有が行われました。
(1)インドにおけるビジネス・コラボレーションの強化
(2)生産性向上のための新技術及び新たな手法の可能性
(3)持続可能な食料と農業のグローバルシステムにおける日印の役割
(4)インド農村部における先進的手法の展開
閉会式では、JICAインド事務所齋藤所長、インド日本商工会若森会長から、日印間の農業・食産業でのビジネス・協力双方の今後の更なる発展への期待を述べ、シンポジウムを締めくくりました。
2 食・農分野産学官交流レセプション
日時 2022年11月24日(木)午後1時半から午後3時で
場所 ニューデリー市内 Le Meridienホテル
主催 在インド日本国大使館
共催 農林水産省
シンポジウムに続いて、ネットワーク形成を促すための産学官交流レセプションを同会場で開催しました。レセプションには、シンポジウムの参加者約200名と出展者15社・グループ約80名が参加しました。
会場では、ベジタリアンも楽しめる本格的なにぎり寿司「野菜鮨」に関するデモンストレーション(講師:東京都の松乃鮨の四代目店主手塚良則氏)や「うまみ」に関するワークショップ(講師:服部栄養専門学校の一枚田清行教授)など日本食・食文化を学ぶ機会が設けられたほか、ラーメン、日本式カレーなどの日本食の試食やインド市場に関心のある日本産食品の展示が行われました。
また、輸出解禁後第一号となる貨物で届いた日本産りんごの披露・試食も行われ、参加者は日本産りんごの豊かな香りとジューシーな味わいを楽しみました。このほか、クラフト日本酒を含む日本酒、山梨県産の日本ワイン、日本ウイスキーの試飲も行われました。(展示物の詳細については、参考資料を参照。)
当日の様子https://www.instagram.com/tv/ClVqZscK_Hb/?utm_source=ig_web_copy_link
場所 ニューデリー市内 Le Meridienホテル
主催 在インド日本国大使館
共催 農林水産省
シンポジウムに続いて、ネットワーク形成を促すための産学官交流レセプションを同会場で開催しました。レセプションには、シンポジウムの参加者約200名と出展者15社・グループ約80名が参加しました。
会場では、ベジタリアンも楽しめる本格的なにぎり寿司「野菜鮨」に関するデモンストレーション(講師:東京都の松乃鮨の四代目店主手塚良則氏)や「うまみ」に関するワークショップ(講師:服部栄養専門学校の一枚田清行教授)など日本食・食文化を学ぶ機会が設けられたほか、ラーメン、日本式カレーなどの日本食の試食やインド市場に関心のある日本産食品の展示が行われました。
また、輸出解禁後第一号となる貨物で届いた日本産りんごの披露・試食も行われ、参加者は日本産りんごの豊かな香りとジューシーな味わいを楽しみました。このほか、クラフト日本酒を含む日本酒、山梨県産の日本ワイン、日本ウイスキーの試飲も行われました。(展示物の詳細については、参考資料を参照。)
当日の様子https://www.instagram.com/tv/ClVqZscK_Hb/?utm_source=ig_web_copy_link
3 日印食文化交流の夕べ
日時 2022年11月24日(木)午後7時から午後8時半まで
場所 在インド日本国大使館 大使公邸
主催 在インド日本国大使館
シンポジウム・交流レセプションに続いて、同日夜に、在インド日本国大使館にて、日印食文化交流の夕べを開催しました。
本レセプションでは、ベジタリアン向けの和食に加え、2023年はインドが国連総会で提案した「国際雑穀年」であることを踏まえて、日印の雑穀料理が紹介され、日印間の食文化の交流が行われました。
主賓としてジャイシャンカル外務大臣を招き、日印国交樹立70周年を記念する祝辞をいただくとともに、野菜鮨や雑穀和食を試食いただきました。
また、日本産りんごや、ベジタリアン向けの和食にとって欠かせない植物性の出汁の材料であるしいたけ(宮崎県高千穂産。杉本商店提供)の展示も行いました。

場所 在インド日本国大使館 大使公邸
主催 在インド日本国大使館
シンポジウム・交流レセプションに続いて、同日夜に、在インド日本国大使館にて、日印食文化交流の夕べを開催しました。
本レセプションでは、ベジタリアン向けの和食に加え、2023年はインドが国連総会で提案した「国際雑穀年」であることを踏まえて、日印の雑穀料理が紹介され、日印間の食文化の交流が行われました。
主賓としてジャイシャンカル外務大臣を招き、日印国交樹立70周年を記念する祝辞をいただくとともに、野菜鮨や雑穀和食を試食いただきました。
また、日本産りんごや、ベジタリアン向けの和食にとって欠かせない植物性の出汁の材料であるしいたけ(宮崎県高千穂産。杉本商店提供)の展示も行いました。


4 和食の日レクチャー・デモンストレーション
日時 2022年11月25日(金)午前10時から午後12時まで
場所 ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校
主催 在インド日本国大使館
共催 ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校(IHM Pusa)
協力 S.A.A.G、杉本商店
25日、ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校との共催で、同校の学生中心に約150名を対象に、東京都の松乃鮨の四代目店主手塚良則氏と服部栄養専門学校の一枚田清行教授による「和食の日」レクチャー・デモンストレーションを開催しました。
料理を学び、将来シェフとして活躍することが期待される学生たちのほとんどがこれまで和食に触れたことがなかったことから、今回のレクチャー・デモンストレーションが初めての機会となりました。
手塚氏の講義では、鮨を中心とした和食の歴史、シャリの作り方、寿司酢の特徴、包丁の扱い方などについてレクチャー・デモンストレーションを行うとともに、アシスタントとして同行した片桐健策シェフ(長野県のハウスサンアントン・シェフ)から野菜鮨のための野菜の下処理・調理方法について解説を行いました。
一枚田教授の講義では、「出汁」について、昆布、鰹、しいたけ、それぞれの出汁の違いや合わせることによるうまみの相乗効果についての試食を通じて実感してもらうデモンストレーションとともに、日本料理(懐石料理)の構成についての講義を行いました。


場所 ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校
主催 在インド日本国大使館
共催 ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校(IHM Pusa)
協力 S.A.A.G、杉本商店
25日、ホテル経営・ケータリング・栄養大学プサ校との共催で、同校の学生中心に約150名を対象に、東京都の松乃鮨の四代目店主手塚良則氏と服部栄養専門学校の一枚田清行教授による「和食の日」レクチャー・デモンストレーションを開催しました。
料理を学び、将来シェフとして活躍することが期待される学生たちのほとんどがこれまで和食に触れたことがなかったことから、今回のレクチャー・デモンストレーションが初めての機会となりました。
手塚氏の講義では、鮨を中心とした和食の歴史、シャリの作り方、寿司酢の特徴、包丁の扱い方などについてレクチャー・デモンストレーションを行うとともに、アシスタントとして同行した片桐健策シェフ(長野県のハウスサンアントン・シェフ)から野菜鮨のための野菜の下処理・調理方法について解説を行いました。
一枚田教授の講義では、「出汁」について、昆布、鰹、しいたけ、それぞれの出汁の違いや合わせることによるうまみの相乗効果についての試食を通じて実感してもらうデモンストレーションとともに、日本料理(懐石料理)の構成についての講義を行いました。



