「日本食の夕べ 2020」の開催

令和2年2月5日
2月5日、鈴木大使は、大使公邸にて、当地における日本食の普及を図るため,「日本食の夕べ2020」を開催しました。
 
在インド日本国大使館では、インドにおける日本食・日本酒の認知度向上に取り組んでおり、今般,日本から,日本食親善大使の小川シェフを招聘し,インド人著名シェフであるパンカジシェフとともに,日本食の普及に向けたレクチャー及びデモンストレーションを行いました。
 
小川シェフには,2018年に日印間で合意した水産物の衛生証明書に基づき,日本から輸入が可能になった日本産水産物を使用した寿司を提供いただきました。また富山県の水産卸売事業者であるジェイズコーポレーションも出展をしました。
 
パンカジシェフには,2019年12月に日印間で合意した日本産りんごのインド向けトライアル輸出により初めて輸入された日本産りんごを使用したりんごサラダ等を提供いただきました。また,日本産リンゴをインドに輸出した青森トレーディング,日本農業/興和インディアも出展しました。
 
また,近年,インドにおいて日本の外食チェーン企業の参入が進んでいるところですが,今般,「カレーハウスCoCo壱番屋」,「Pepper Lunch」の外食チェーン2社がインドで初めて商品を提供しました。
 
さらに,日本政府は、良質で安全な、日本の食材とお酒等を世界の人々に伝えることを目的に、海外にある、日本産食材・酒類を使用しているレストラン・酒専門店、日本食材・酒類を取り扱う小売店を「日本産食材サポーター店」として認定する制度(https://www.jetro.go.jp/agriportal/supporter/)を設けており,今般,新たに日本産食材サポーター店に認定した日本食レストラン((1)プレミアム一膳,(2)Tokyo Table(Kuraku),(3)Sushi & More,(4)Makoto Udon)にも出展を頂きました。
 
このほか,今回のイベントには,(1)Kyoto Beverage・大関(日本酒),(2)Project Sake・月山酒造(日本酒),(3)Rad Elan・加藤吉平商店(日本酒),(4)サントリー(ジン),(5)Kyoto Beverage・伊藤園(日本茶),(6)タイガー魔法瓶(炊飯器),(7)亀田製菓(米菓)も出展しました。
 
本イベントでは、冒頭,鈴木大使大使挨拶文,小川シェフ,パンカジシェフの挨拶に続き、カレーハウスCoCo壱番屋の紹介,日本産水産物,日本産りんごの紹介を行い,レセプションを行いました。
 
インド政府要人,ホテル・レストラン関係者,インド食品関係企業,メディア関連業者など約300名の参加者は,さまざまな日本食を最後まで楽しんでいました。
 
在インド大使館では今後も,多くのインド人の方に日本食を食べてもらうための取組を進めて参ります。
 
日本産食材サポーター店一覧(住所・連絡先)
 
日本食イベントの模様












 
※ 「日本産食材サポーター店」とは,日本産農林水産物・食品の海外発信を強化するため、「海外における日本産食材サポーター店の認定に関するガイドライン」に従い、国外にある、日本産食材・酒類を使用しているレストラン・酒専門店、日本食材・酒類を取り扱う小売店を「日本産食材サポーター店」として認定する制度に基づき認定された店舗です。2018年2月時点では日本産食材サポーター店は1店舗でしたが,今回,40店舗となりました。
https://www.jetro.go.jp/agriportal/supporter/