平成30年度対インド草の根無償資金協力に係る贈与契約署名式の実施

平成31年2月28日
平成31年3月5日、在インド日本国大使館において、平成30年度対インド草の根無償資金協力「ウッタルプラデシュ州アメティ県における貧困層のための学校及び職業訓練所建設計画」及び「ウッタルプラデシュ州アラハバード県における学校寄宿舎太陽光発電設置計画」の贈与契約(G/C)の署名式が行われます。

本署名式では、平松賢司駐インド日本国大使と、各被供与団体の代表が、贈与契約に署名を行います。

草の根無償資金協力は、開発途上国の地方公共団体、教育・医療機関、並びに途上国において活動している国際及びローカルNGO(非政府団体)等が実施する比較的小規模なプロジェクトに対し、在外公館が中心となって資金協力を行うものです。

今回署名される2案件の総額は約1,480万円で、各案件の概要は以下のとおりです。
 
(1)「ウッタルプラデシュ州アメティ県における貧困層のための学校及び職業訓練所建設計画」
(被供与団体:ヒューダ教育社会福祉協会)
本事業は、ウッタルプラデシュ州において、恵まれない子ども及び若者のための学校兼職業訓練所1棟を建設するもので、供与額は約730万円です。
 
(2)「ウッタルプラデシュ州アラハバード県における学校寄宿舎太陽光発電設置計画」
(被供与団体:持続可能な開発及び貧困緩和のためのウッタン・センター)
本事業は、指定カースト・部族の子女の通う学校敷地内に所在する寄宿舎の屋上に、太陽光装置を設置するもので、供与額は約750万円です。
 
今回の草の根無償により、対象地域の人々の生活が向上されるとともに、日本とインドの友好・協力関係が更に強化されることが期待されます。
(了)