ラジャスタン州ウダイプール県で草の根無償資金協力による寄宿舎供与式の実施

平成31年2月5日、ラジャスタン州ウダイプール県において、平成28年度草の根無償資金協力「ラジャスタン州ウダイプール県における恵まれない女子生徒のための寄宿舎建設計画」の供与式典が開催されます。

本式典には、被供与団体であるNGO団体「ラジャスタン子ども福祉協会(Rajasthan Bal Kalyan Samiti)」からアショク・ヴァルマ代表、ラジャスタン州マニキャ・ラール・ヴァルマ部族調査研修所からバブラル・カタラ副所長、在インド日本大使館から曽根健孝公使が出席します。
 
草の根無償資金協力は、開発途上国の多様なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、これまでインドでは、学校、職業訓練校や砂防ダムの建設、医療機材の供与等の支援を行ってきました。
 
本件は総額約800万円のプロジェクトで、ラジャスタン州ウダイプール県において、遠方に住む貧困層の女子生徒約200名を対象とした学校の寄宿舎1棟を建設したものです。
 
被供与団体「ラジャスタン子ども福祉協会(Rajasthan Bal Kalyan Samiti)は1981年に設立された非営利団体で、同州内で学校を運営する等、貧困層や恵まれない子どもに対する教育分野を中心に活動を行っています。特に山岳孤立地域の子どもへの支援に力をいれており、被供与団体が運営する学校では貧困層の子どもを無料で受け入れるほか、通学できてない子どもには寄宿舎を提供しています。2005年度に草の根無償支援で、少数部族の女子児童のために小学校及び寄宿舎を建設しましたが、年々増加する生徒数に対応できなくなっていました。
 
本件を通じて、新たな寄宿舎を建設することで、貧困層の女子生徒に対する安全かつ健全な教育環境の提供が可能となり、教育機会の拡大が期待されます。
 
今回の支援により、対象地域の人々の教育環境が向上されるとともに、日本とインドの友好・協力関係が更に強化されることが期待されます。
(了)