宮腰内閣総理大臣補佐官の訪印

平成30年3月16日
3月12日から14日まで、農林水産物・食品の輸出担当である宮腰内閣総理補佐官が訪印し、(1)当地に対する日本からの農林水産物・食品の輸出、(2)日本食の普及、(3)日系食品企業の海外進出の促進を目的として一連のイベントに参加するとともに、インド政府関係者との会談を実施しました。
 
具体的には、(1)13日から17日までデリーにおいて開催された「AAHAR(アハール)」(※)の開会式及びジャパン・パビリオンの開会式へ出席し、出展している日本企業を激励するとともに、(2)日本食の普及を目的としたJETROとCII主催の日本食セミナーへ出席しました。(3)また,当館でも、この機会に和食レセプションを開催して日本食をPRしました。
※ 食品見本市

インド政府関係者との会談では、シン農業農民福祉大臣、バダル食品加工大臣等との会談を行いました。
 
今回の宮腰補佐官の一連の滞在中に、
(1)日本からの水産物のインドへの輸出に関する衛生証明書の様式に合意し、日本からインドへの水産物の輸出が可能となるとともに、
(2)インドにおける食品の検疫や表示等を規制しているFSSAI(インド食品安全基準庁)と日本政府との間で食品安全分野での協力を進めることについて合意しました。
(3)さらに昨年11月に我が国がパートナーカントリーとして参加したワールド・フード・インディアのフォローアップとして、日系食品企業とインド食品加工省のMOUが締結されました。

モディ政権は、農業・食品加工分野を大変重要視していますが、我が国としても,今後もこの分野での取組を強化していきたいと考えています。

AAHAR開会式の模様


バダル食品加工大臣との面談

 

JETROCII主催の日本食に関するセミナー


3月13日に大使公邸において開催されたレセプションの模様