対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式4件の実施について
令和4年5月3日
対ブータン草の根無償資金協力に関する供与式4件の実施に関するお知らせです。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の多様なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、これまでブータンでは、橋梁の建設、消防車やゴミ収集車の供与等の支援を行ってきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で保留にしていた供与式について、ブータン国において、対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力の供与式が以下の通り行われます。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催方法・日程に変更があった場合は随時更新します。
1.令和4年5月9日:令和2年度草の根無償資金協力「ティンプー県ワンシスナ郡女性の自立支援のための職業訓練施設送迎バス整備計画」の供与式
2.令和4年5月9日:令和元年度草の根無償資金協力「ものづくり市民工房ファブラボにおける工作機械整備計画」の供与式
3.令和4年5月9日:令和元年度草の根無償資金協力「農村部貧困層のための非感染性疾患及び腎臓病予防医療巡回バス整備計画」の供与式
4.令和4年5月11日:平成30年度草の根無償資金協力「プナカ県グマ郡農道整備計画」の供与式
1.令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和2年度草の根無償資金協力「ティンプー県ワンシスナ郡女性の自立支援のための職業訓練施設送迎バス整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるレニューからミナカシプログラム&サービスディレクター、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約867万円のプロジェクトで、職業訓練校の送迎やDVの被害者の通院のために送迎バスの供与を行ったものです。
本件により、DVの被害者や社会的に脆弱な立場にある女性たちが職業訓練を受けることが可能となり、社会経済的な自立を促すほか、ブータンの国民のDVを含むジェンダーに基づく暴力に対する意識改革に寄与します。
2.令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和元年度草の根無償資金協力「ものづくり市民工房ファブラボにおける工作機械整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるファブラボ・ブータンからカルマ・ラキ代表、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約527万円のプロジェクトで、ものづくり市民工房ファブラボのための工作機械の供与を行ったものです。
本件により、ものづくりに関するより高度な技術指導を実施することができ、若者の雇用機会の拡大、生活の質の向上及び治安の改善に寄与します。
3. 令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和元年度草の根無償資金協力「農村部貧困層のための非感染性疾患及び腎臓病予防医療巡回バス整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるブータン腎臓基金からオウム・ペマ・ラモ副代表、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約830万円のプロジェクトで、農村部で定期的な診断及び啓発活動を行うために、医療巡回バスの供与を行ったものです。
本件により、農村部の住民が定期診断を受けることが可能になり、生活習慣病及び腎臓病の早期発見につながるとともに、啓発活動を通して、食事や習慣等の生活環境を見直し、国民全体の健康状態の向上に寄与します。
4.令和4年5月11日、プナカ県グマ郡において、平成30年度草の根無償資金協力「プナカ県グマ郡農道整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるグマ郡役場からキンレイ・ギルツェン群長、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約721万円のプロジェクトで、農道整備の供与を行ったものです。
既存の農道をアスファルト舗装と擁壁の整備により、一年を通し、ジャンサとウォラカの二つの村と市場の行き来ができるようになり、収入向上に寄与します。また、農道は通学路をはじめ生活路としても使用されるため、特に子供やお年寄りにとって、安全で自由な行き来が可能となります。
今回の支援により、日本とブータンの友好・協力関係の更なる発展が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の多様なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、これまでブータンでは、橋梁の建設、消防車やゴミ収集車の供与等の支援を行ってきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で保留にしていた供与式について、ブータン国において、対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力の供与式が以下の通り行われます。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催方法・日程に変更があった場合は随時更新します。
1.令和4年5月9日:令和2年度草の根無償資金協力「ティンプー県ワンシスナ郡女性の自立支援のための職業訓練施設送迎バス整備計画」の供与式
2.令和4年5月9日:令和元年度草の根無償資金協力「ものづくり市民工房ファブラボにおける工作機械整備計画」の供与式
3.令和4年5月9日:令和元年度草の根無償資金協力「農村部貧困層のための非感染性疾患及び腎臓病予防医療巡回バス整備計画」の供与式
4.令和4年5月11日:平成30年度草の根無償資金協力「プナカ県グマ郡農道整備計画」の供与式
1.令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和2年度草の根無償資金協力「ティンプー県ワンシスナ郡女性の自立支援のための職業訓練施設送迎バス整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるレニューからミナカシプログラム&サービスディレクター、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約867万円のプロジェクトで、職業訓練校の送迎やDVの被害者の通院のために送迎バスの供与を行ったものです。
本件により、DVの被害者や社会的に脆弱な立場にある女性たちが職業訓練を受けることが可能となり、社会経済的な自立を促すほか、ブータンの国民のDVを含むジェンダーに基づく暴力に対する意識改革に寄与します。
2.令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和元年度草の根無償資金協力「ものづくり市民工房ファブラボにおける工作機械整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるファブラボ・ブータンからカルマ・ラキ代表、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約527万円のプロジェクトで、ものづくり市民工房ファブラボのための工作機械の供与を行ったものです。
本件により、ものづくりに関するより高度な技術指導を実施することができ、若者の雇用機会の拡大、生活の質の向上及び治安の改善に寄与します。
3. 令和4年5月9日、ブータン国ティンプーにおいて、令和元年度草の根無償資金協力「農村部貧困層のための非感染性疾患及び腎臓病予防医療巡回バス整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるブータン腎臓基金からオウム・ペマ・ラモ副代表、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約830万円のプロジェクトで、農村部で定期的な診断及び啓発活動を行うために、医療巡回バスの供与を行ったものです。
本件により、農村部の住民が定期診断を受けることが可能になり、生活習慣病及び腎臓病の早期発見につながるとともに、啓発活動を通して、食事や習慣等の生活環境を見直し、国民全体の健康状態の向上に寄与します。
4.令和4年5月11日、プナカ県グマ郡において、平成30年度草の根無償資金協力「プナカ県グマ郡農道整備計画」の供与式が開催されます。
本式典には、被供与団体であるグマ郡役場からキンレイ・ギルツェン群長、在インド日本国大使館から山下博之一等書記官、保坂俊二等書記官が出席します。
本件は総額約721万円のプロジェクトで、農道整備の供与を行ったものです。
既存の農道をアスファルト舗装と擁壁の整備により、一年を通し、ジャンサとウォラカの二つの村と市場の行き来ができるようになり、収入向上に寄与します。また、農道は通学路をはじめ生活路としても使用されるため、特に子供やお年寄りにとって、安全で自由な行き来が可能となります。
今回の支援により、日本とブータンの友好・協力関係の更なる発展が期待されます。