平成29年度対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力 「タシヤンチェ県における手すき紙工房建設計画」完工式の実施

平成31年4月5日
事前発出用プレスリリース

平成31年4月12日、タシヤンチェ県において、平成29年度対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力「タシヤンチェ県における手すき紙
工房建設計画」の完工式が行われます。

本式典には、被供与団体であるタシヤンチェ県からツジ・ツェリング知事、日本政府から曽根健孝公使が出席します。

草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の多様なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、これまでブータンでは、橋梁の建設、消防車やゴミ収集車の供与等の支援を行ってきました。

本件は総額約800万円のプロジェクトで、同国タシヤンチェ県タシヤンチェ地区において、手すき紙職人のための工房一棟の建設を行ったものです。

本件により、適切な作業環境の提供を通じて、手すき紙職人の所得・生活向上及びブータンの手すき紙産業の振興に寄与するとともに、日本とブータンの友好・協力関係の更なる発展が期待されます。
 
(了)