平成28年度対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ジグメドルジウォンチュック国立病院医療機材整備計画」供与式の実施

平成31年1月22日
平成31年1月31日、ティンプーにおいて、平成28年度対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力「ジグメドルジウォンチュック国立病院医療機材整備計画」の供与式が行われます。
本式典には、被供与団体であるジグメドルジウォンチュック国立病院からティカ・ラム・アディカリ医師、ブータン政府関係者、日本政府から曽根健孝公使が出席します。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の多様なニーズに応えるために1989年に導入された制度で、これまでブータンでは、橋梁の建設、消防車やゴミ収集車の供与等の支援を行ってきました。
本件は総額約800万円のプロジェクトで、同国首都ティンプーのジグメドルジウォンチュック国立病院において、聴性脳幹反応測定器及び睡眠ポリグラフ検査器を供与するものです。
本件により、聴覚及び睡眠時無呼吸症候群の検査を行うための機材の供与を通じて、ブータン国民の病気の早期発見や適切な治療が可能になるとともに、日本とブータンの友好・協力関係の更なる発展が期待されます。
 
(了)