~インドを旅行される皆様へ~

令和5年5月4日

☆一方的に近づいて来て都合の良い話を持ち出してくる者には、注意が必要です。
☆日没後の空港や駅周辺、昼夜を問わずバックパッカーが集まる場所では、一層の注意が必要です。
☆麻薬には絶対手を出さない。重い刑罰が待っています。

 
事件に巻き込まれないために
インド旅行では、思わぬ危険が多くあります。インドを旅行する際には次の事項にくれぐれもご注意下さい。
・インドへの到着は、なるべく深夜の到着便を避ける
・単独旅行はなるべく避け、2人以上で行動するか、信頼のおけるツアーに参加する。特に女性の単独行動、夜間の外出は極力避ける
・ホテルはできる限り事前に予約をし、極端に安いホテルは避ける。
・親切そうに声をかけてくる者の家に招待されたり、車で案内してあげると言われたりしても絶対に応じない。劇場型詐欺や脅しに遭うケースが多発している。また、睡眠薬強盗の恐れがあるので、飲食物を勧められても口にしない。運悪くこのような被害に遭った場合は、速やかに最寄りの警察署に被害を報告する。
・タクシーはUberやプリペイド・タクシー等のナンバーを指定されたタクシーに乗る。
 
移動・観光等のアレンジは信用のおけるところで
・空港、鉄道駅、バスターミナルからタクシーやバス、リキシャを利用する邦人旅行者が色々な被害にあっています。空港で声をかけてくるタクシー等には絶対乗らないようにして下さい。
・声をかけてくる違法タクシー(白タク)に乗ってしまうと、空港等からタクシーで直接悪質な旅行会社に連れて行かれ強引に法外な値段で国内ツアーを組まされることや、「あなたが予約したホテルはコロナ禍で閉鎖している」「そのホテルのある地区で暴動があり、警察が立ち入り規制を敷いている」等色々な理由を述べ他のホテルや悪質な旅行会社に強引に連れて行くことがあります。空港等からのタクシー利用は、指定タクシー乗り場を利用するか、Uber等の信頼の置ける配車アプリをご利用ください。
・空港到着ロビーに受付カウンターのあるプリペイド・タクシーでも上記のような悪徳行為の被害が出ていますが、タクシーの番号が記録されているので必ず番号を控えておいてください。また、屋外プリペイド・タクシー・チケット売場にてチケットを購入した場合でも、必ずプリペイド・タクシー・チケット売場にて乗車するタクシーの車両番号(ナンバー)を記入させ、タクシー乗場に向かってください。タクシー乗車時には、必ずチケットに記入してある車両番号と、乗車するタクシーの車両番号が同一か確認してください。番号が違う場合は面倒でも再度チケット売場にて確認をお願いします。
・インドではUber、BluSmartやOla等の配車アプリを利用することができ、空港や大型ショッピングモールには専用の乗り場があります。ただし、特に女性が夜中にひとりで乗車することはおすすめできません。配車アプリを利用するときも、必要な警戒は怠らないようにしてください。
ニューデリー鉄道駅前、パハールガンジ地区やコンノート・プレイス等旅行者の集まる場所には、インド政府観光局の者と名乗って近寄ってくる者に悪質な旅行会社に連れて行かれる被害が後を絶ちません。インド政府職員が声をかけてくることは絶対ありません。安易に信用せず、インド国内を旅行する場合は、次のいずれかの方法をとることをお勧めします。
○予め日本でインド国内旅行をアレンジする。
○日本にあるインド政府観光局で事前に情報収集する。
URL:https://www.incredibleindia.org/content/incredible-india-v2/ja.html
○列車の切符等は、ニューデリー駅1階(日本式では2階)の外国人専用予約カウンターで直接申し込む。
 
宝石詐欺等の被害に遭わないように
アグラ、ジャイプール等ではクレジットカードを利用した宝石詐欺や絨毯詐欺で邦人旅行者が騙されています。オートリキシャやタクシーで宝石店、絨毯屋に連れて行かれ、日本まで商品を運んで、指定する店まで届けて欲しいと依頼されます。無事届けば、礼金を払うが、取りあえず、クレジットカードでその支払いをして欲しいとか、無事に届けば、その支払いをキャンセルした上に支払額の数倍の金額にして返すことを約束する等の手口で支払いを迫ります。これを断ると脅かされたりする場合もあります。
運び屋を引き受けること自体が犯罪行為になり得ますし、クレジットカードの支払いで一度自分の意志でサインをしてしまうとキャンセルすることは出来ません。日本人の中にはハッキリ断らない為悪い方へ引きずられてしまう人が後を絶ちません。安易にクレジットカードでサインすることは避けましょう。オートリキシャやタクシーの運転手等から勧められても一緒について行かないことが肝心です。
 
睡眠薬強盗に気をつける
睡眠薬強盗の被害も後を絶ちません。特に単独旅行者が狙われます。最近は手も込んでおり、1度目は親しく話しをして、翌日何処に行くかを聞き出して分かれ、翌日、偶然に再会したように見せかけて、観光案内をしてやり、気を許した隙に睡眠薬入りの食物や飲物等を勧めます。そして眠り込んだ隙に身ぐるみはがされ路上に放置されるケースも発生しています。親しくなったからといってむやみに人からもらった物は飲んだり食べたりしないようにしましょう。自分の身は自分で守るより方法はありません。親しげに話しかけてくる者がいても、決して警戒を怠らないことです。
 
悪質なガイドに注意する
タージ・マハル等のあるアグラにおいて「日本語観光ガイド」と自称する悪質なインド人による被害の報告も後を絶ちません。
・ 断っているにもかかわらず、強引に大理石屋や宝石屋等に案内する。
・ 本来のガイド料とは別に高額なチップを要求する。
・ 観光スポットの入場料をごまかす。
・ 「日本語ガイド」とは名ばかりで、観光スポットでは肝心な説明が英語になる。
・ 女性に対しては、ガイド中でも執拗に食事等に誘う。
・ 所持品を執拗に無心する。
このようなガイドは最初から相手にしないことですが、もし、ガイドを依頼してしまった場合には、納得できない点を明確に指摘しつつ、場合によっては即座に解雇することをお勧めします。
 
麻薬について
日本人を含む外国人旅行者が麻薬所持容疑で逮捕される事例が増加しています。
インドでは麻薬が容易に手に入り、かつ取り締まりが緩いということはありません。
インドの麻薬取り締まり事情は決して緩やかなものではなく、年々、取り締まりが強化されています
最近、日本人旅行者がガンジャー(マリファナ)、チャラス(ハシーシ)等の麻薬類所持、密輸容疑で逮捕される事例が数多く発生しています。インドには、麻薬所持に関し、密告による報奨金制度があり、これを悪用し、麻薬を売った相手を警察に通報して報奨金をもらっている事例もあります。
「麻薬及び向精神薬(NDPS法)」違反による量刑は軽くありません。単なる麻薬所持であっても、罰金に加え10年から20年の懲役刑に処せられることがあります。 密輸の再犯などの悪質なケースは死刑になる可能性もあります。また、証拠調べや捜査段階で時間がかかり、裁判開始までに一年以上拘留されるケースも珍しくありません。 日本人にとってインドでの刑務所暮らしは大変厳しいものがあります。夏は40度を遙かに超える酷暑、冬は零度近くまで下がる厳寒の中、衛生状態の決して良くない狭い雑居房で多くの囚人と共に過ごすことになりかねません。外国人だからといって特別な配慮がなされることもありません。
麻薬による不利益は刑罰だけではありません。旅行中に麻薬を常用するようになり、精神に異常をきたし、自分一人の力では離脱できなくなり、自傷他害の危険性もあります。現地警察や病院などが、在インド日本国大使館に対し、日本人が麻薬の影響で異常な行動をとっていると通報してくるケースが年々増加しています。
軽い気持ちや好奇心から麻薬に手を出したがために自己を破滅させたり、入院や帰国のために多額の費用を家族に負担させることがないよう、麻薬には絶対手を出さないで下さい
 
衛星電話の無許可での持ち込み禁止
インドでは事前の許可なく衛星電話を国内で所持・使用することは法律で禁じられています。また、衛星電話を外国から持ち込む場合は入国時に税関で申告するとともに、通信省から持ち込み許可を取得しなければならないとされています。
最近、上記について承知していなかった外国人が衛星電話を無許可で持ち込み、出入国時にトラブルとなる事例や出国が差し止められる事例が報告されています。
無許可での衛星電話の持ち込みは法律違反となりますので、ご注意ください。
 
電子たばこ及び加熱式たばこの禁止
インドでは、電子たばこ及び加熱式たばこの国外からの持ち込み、携行、保管、国外への持ち出し等が法律で禁じられています。違反者(外国人含む)は、法律により処罰される可能性がありますので、ご注意ください。