対ブータン円借款「水力発電所建設計画」に関する書簡の交換

令和7年2月17日
 令和7年2月17日、インドの首都ニューデリーにおいて、我が方小野啓一駐ブータン王国日本国特命全権大使と先方ヴェツォプ・ナムギャル駐日ブータン王国特命全権大使(H.E. Mr. Vetsop Namgyel, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Kingdom of Bhutan to Japan)との間で、対ブータン円借款に関する交換公文の署名が行われました。
 
 今回署名された案件の概要は以下のとおりです。
 
 案件名:水力発電所建設計画
 供与限度額:136.88億円
 
 本事業は、ブータンのサムドゥプジョンカル県及びサムツェ県において、ジョモリ(Jomori)水力発電所、ドゥルクビンドゥ(Druk Bindu)水力発電所を整備することにより、同国の増加する電力需要への安定的な対応及び雨期の近隣国への余剰電力輸出の促進を図り、もって同国の持続的な社会経済発展及び南西アジア地域の脱炭素化に寄与するものです。