鈴木浩大使離任のご挨拶
令和6年9月29日
離任のご挨拶
この度、駐英国日本国特命全権大使を拝命し、9月29日に離任することとなりました。
駐ブータン大使としての在任期間は、約2年となりました。その間、6回ブータンを訪問し、ブータンとの友好協力関係を深めることが出来ました。
2022年11月には武井外務副大臣(当時)、2023年8月には西村環境大臣(当時)、2024年3月には三笠宮彬子女王殿下がブータンを御訪問され、ハイレベルでの往来が非常に活発に行われました。
昨年は、JICA海外協力隊のブータン派遣35周年の記念すべき節目の年でした。「ブータン日本週間」期間中に盛大に開催された記念レセプションでは、ワンチュク国王陛下及びツェリン首相をはじめとする来賓をお迎えし、JICA海外協力隊が両国の友好協力関係の増進に果たしてきた重要な役割をお祝いすることができました。
在任中には王立感染症病院が着工され、建設が着々と進んでいます。また、人材育成、農業・農村開発、インフラ整備等の多岐に渡る分野で、ブータンの自立的かつ持続可能な国づくりに向けた支援が行われています。
在任中は関係者の皆様に大変お世話になり、深く感謝申し上げます。今後とも、日本とブータンの関係が更に発展していくことを祈念しています。皆様の益々の御健勝、御成功を心よりお祈り申し上げます。
令和6年9月吉日
駐ブータン日本国特命全権大使
鈴木 浩
駐ブータン日本国特命全権大使
鈴木 浩
