令和2年度対ブータン無償資金協力「経済社会開発計画」供与式の実施
令和4年1月12日
令和4年1月12日、ティンプーにおいて、令和2年度対ブータン無償資金協力「経済社会開発計画」の供与式が開催されました。
本式典には、ブータン保健省からダショー・デチェン・ワンモ大臣、在インド日本国大使館から宮本新吾経済公使がオンラインで出席しました。
本計画は、ブータンに対し、保健・医療関連機材の供与を通じて、同国の保健・医療体制を強化するもので、今般、計12台のSUV小型救急車および車内搭載機器がブータン各地の病院に供与され、総額は約2億,500万円です。
本機材が、新型コロナウイルス感染症患者等への初期対応や迅速な救急搬送に活用されることで、病院での早期診断や適切な治療の提供につながることが期待されます。
また、本車両はブータンの市街地で使用されるのみならず、SUVのメリットを活かし、山間部などの走行が困難な地方の居住者の救急搬送でも活用されます。
今回の対ブータン支援により,同国における新型コロナウイルス感染症の拡大防止に寄与するとともに、両国の友好・協力関係が一層強化されることが期待されます。



