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在留邦人各位

ディワリ祭等に伴う注意喚起

平成18年10月11日
在インド日本国大使館

    今年のディワリ祭は、10月21日(土)です。ディワリ祭では、10月2 1日の夜はもちろんのこと、2日位前から町中いたる所で花火を打ち上げ、煙 で前が見えず、花火の音でテレビも聞こえないほど騒然とした状態になります。
    過去に、ディワリ祭で煙と騒音に紛れて鉄格子を破壊し、室内に忍び込む事案も発生しています。
    また、ディワリ祭に続き、10月25日(水)はラマダン明けとなり、デリー警察の話では、10月15日から事前警戒を強化するということです。現在まで具体的なテロ情報等はないということですが、この期間中、人混みでの一般的な注意は必要です。また、不要不急な外出は避けて下さい。

以上の状況を踏まえ、在留邦人の皆様におかれましては、次の事項にご注意下さい。

1.花火やクラッカーがうるさい時間帯の外出は控える。
     当地の花火は、日本では打ち上げ許可が必要なほど大型の物を打ち上げます。しかも子供が平気で車や人の近くで打ち上げるなどとても危険な状態です。飛んできた花火による火災防止のため、家の周りの可燃物の整理も必要です。

2.戸締まりを徹底する。
     特に、使用人が掃除した後の窓等の施錠の再確認を徹底して下さい。

3.車での移動は、ドア・トゥ・ドアを原則とし、自分で運転しない。
     この時期は、酒酔い運転が非常に多い時期です。また、この期間は、「大麻は合法」と称して麻薬を乱用している者も散見されます。交通事故に関しては、自分は大丈夫でも、事故に巻き込まれる可能性が高いことを認識し、外出には十分注意して下さい。

4.来訪者対応を警備員に指示する。
      これまでに見たことのない集金人等がディワリに乗じてご祝儀をもらいにくることが予想されます。ご自宅の警備員に対して、一切不審者を入れないように指示をしておくべきです。 

 (了)