在留邦人の皆様へ

デリー市内における連続爆破テロ事件の発生について

2008.09.16     
在インド日本国大使館      
在ムンバイ日本国総領事館

  既に報道等で皆様ご承知の通り、13日午後、デリー市内3ヶ所の人が混雑する市場等(コンノート・プレース、GKⅠ、カロルバーグ)で、連続5回の爆破テロ事件が発生し、報道によれば30人が死亡、100人以上が負傷しました。この事件を受けて、現在、インド政府は厳重な警戒(Red Alert)体制を敷いています。

  他方、マハーラーシュトラ州警察長官によれば、現在、ムンバイ市内はデリーでの連続爆破テロ事件に対応して高度警戒態勢下にある。IM(インディアン・ムジャヒディン)は犯行声明の文中で「次のターゲットはムンバイであるかも知れない」と記述している旨発表しました

  在留邦人の皆様には、これまでもテロ事件発生の都度スポット情報等で注意喚起申し上げておりますが、テロ事件等の不測の事態に巻き込まれないためにも、警察の指示に留意すると共に、テロの標的となるような場所に不用意に近づかない、多数の人が集まる場所は極力避ける、公共交通機関の利用、繁華街等への外出の際には周囲の状況に注意を払うなど安全対策に引き続きご注意下さい。