平成26年2月4日

2月3日、ブータンにおけるJICA技術協力プロジェクト「園芸作物研究開発・普及支援プロジェクト」で専門家として活動中の冨安裕一氏が、東部農村部の農家の生活向上に多大な貢献があったとして、プロジェクトサイトを訪問された第5代国王陛下から国家貢献勲章金章(National Order of Merit(Gold))を授与されました。
冨安氏は2000年からブータンでJICA専門家として園芸作物の開発・普及を進めており、生産される野菜や果物は質の高い農産物として高い評価を受けています。プロジェクトを通じて栽培された梨(豊水梨)は、トブゲー首相が就任後の初の外遊で2013年8月にインドを訪問した際、マンモハン・シン首相へのお土産にも選ばれました。
冨安氏は1975年にネパールで農業分野の青年海外協力隊員として赴任して以来、国際協力の現場で活動を続けていて、2007年には外務大臣表彰も受賞しています。