平成29年度対ブータン無償資金協力に係る交換公文署名式及び草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る贈与契約署名式の実施

平成29年12月19日、在インド日本国大使館において、平成29年度対ブータン無償資金協力「災害用緊急時移動通信網整備計画」の交換公文(E/N)並びに平成29年度対ブータン草の根・人間の安全保障無償資金協力「タシヤンチェ県ジャンカル地区における灌漑用水路改修計画」、「タシヤンチェ県における手すき紙工房建設計画」及び「ティンプー市チャンジジ地区における診療所建設計画」の贈与契約(G/C)の署名式が行われます。

本署名式では、平松賢司駐ブータン日本国大使とヴェツォプ・ナムギャル駐日ブータン大使が交換公文及び贈与契約に署名を行います。
今回署名される4案件の総額は約10億360万円で、各案件の概要は次のとおりです。
 
1.無償資金協力
「災害用緊急時移動通信網整備計画」(実施機関:ブータンテレコム(国民総幸福量委員会))
本事業は、ブムタン県において、ブータン全土を対象とする、携帯電話等のネットワークのバックアップシステムを整備するもので、供与額は9億7,900万円です。
 
2.草の根・人間の安全保障無償資金協力
(1)「タシヤンチェ県ジャンカル地区における灌漑用水路改修計画」
(被供与団体:ジャンカル地区役場)
本事業は、老朽化しほとんど機能していない既存の灌漑用水路を、新たにコンクリート製水路に改修するもので、供与額は約830万円です。
 
(2)「タシヤンチェ県における手すき紙工房建設計画」
(被供与団体:タシヤンチェ県)
本事業は、手すき紙職人がしっかりと作業を行えるとともに、手すき紙の製造工程の見学及び商品の展示販売が可能な工房を建設するもので、供与額は約820万円です。
 
(3)「ティンプー市チャンジジ地区における診療所建設計画」
(被供与団体:ティンプー県)
本事業は、十分なスペースが確保されていない既存の診療所よりも規模の大きい診療所を建設し、予防接種や出産など幅広い医療サービスの提供や保健指導を可能にするもので、供与額は約810万円です。
 
今回の対ブータン支援により、災害対策の強化、農業の生産性及び産業の発展、医療環境の改善を通じたブータン国民の生活の向上と人間の安全保障の強化が図られるとともに、両国の友好・協力関係が一層強化されることが期待されます。