平松大使のメガラヤ州訪問:「インド国際桜祭り2018」開会式及び「州との対話」での挨拶

平成30年11月14日
1.11月13日から15日にかけて,メガラヤ州を訪問した平松大使は,14日朝,州都シロンにおいて,「インド国際桜祭り2018」開会式及び「州との対話」に出席し,挨拶を行いました。

2.「インド国際桜祭り」はメガラヤ州政府,メガラヤ州森林・環境局,生物資源・持続的開発研究所(IBSD)がシロンでの桜開花時期に合わせて2016年より毎年開催しており,今年で3度目の開催となります。今回は,当館,インド文化関係評議会(ICCR),インド商工会議所連盟(FICCI),国際交流基金ニューデリー,同地シンクタンクのアジアン・コンフルエンス,北東評議会(NEC)が協力しました。
開会式では,平松大使の他,コンラド・サングマ・メガラヤ州首相他が挨拶を行いました。挨拶の中で平松大使は,日本人にとって桜は特別な存在であり,シロンの満開の桜は日印及び日本と北東部の友好関係を象徴していると述べるとともに,先般のモディ首相訪日の成果,北東部における日印協力について紹介し,北東部との友好関係をさらに深めていきたいと述べました。「インド国際桜祭り2018」では,日本人シェフによる日本食ブース,全日本柔道連盟の水野博介氏による柔道演武,日本映画上映会,デリー和太鼓会による和太鼓演奏,東京大学と立命館大学による日本留学説明会,森林総合研究所の勝木俊雄博士による日本の桜文化紹介など,日本関連の催し物も行われます。「インド国際桜祭り2018」開会式の大使挨拶全文はこちら
 


3.「州との対話」は,インドの州と日本との様々な協力に焦点を当てる試みであり,当館とインド商工会議所連盟(FICCI)により,本年6月にビハール州で第一回が開催されました。今回の対話は2回目であり,メガラヤ州政府,メガラヤ州森林・環境局,インド商工会議所連盟(FICCI),ICCR,国際交流基金ニューデリー,アジアン・コンフルエンスなどの支援を受けて実現しました。
平松大使は,「日本とメガラヤ:親和性と協力の大きな可能性」と題したスピーチを行い,10月末のモディ首相訪日の成果の他,連結性,森林資源,防災,人的交流等の分野における日本とメガラヤ州との協力を紹介しました。同対話にはサングマ州首相,州議会議員,産業界関係者,学術関係者,州政府関係者等100名余りの出席者が参加し,各分野における日本とメガラヤ州の今後の協力の可能性について活発な議論が行われました。「州との対話」の大使スピーチ全文はこちら