日印アクト・イースト・フォーラムの発足

12月5日、日本大使館とインド政府の共催による「アクト・イースト・フォーラム(Japan-India Act East Forum)」が発足しました。同日、インド外務省にて平松大使とジャイシャンカル外務次官の出席の下、発足式と第一回会合が開催されました。
 
本フォーラムは、インド北東部における日印間の協力を一層拡大し、日本と北東部の関係、ひいては日印関係を強化するため、北東部における様々な分野の協力について協議し、協力事業を促進することを目的としています。
 
日本側からは在インド日本大使館をはじめとするデリーにある日本政府関係機関、インド側からは外務省他インド中央政府関係省庁及び北東部政府関係者が出席しました。
 
本フォーラム発足に先駆け,日本は今年8月にインド政府と共同で北東部開発調整フォーラムを発足しましたが,この枠組みをより強固なものにしていくため,9月の安倍首相訪印時,両国はアクト・イースト・フォーラムの立ち上げに合意し,設立文書に署名しました。
 
平松大使は発足式での挨拶(全文はこちら)の中で,インド北東部は日本の「自由で開かれたインド太平洋戦略」とインドの「アクト・イースト」政策が収斂する場所に位置し,南アジア・東南アジア・BIMSTEC諸国との連結性において重要な地域であるため,日本はインド北東部における協力を重視していることを強調しました。また,日本とインド北東部の歴史的なつながりに言及した上で,道路網連結性向上や電力供給,上下水道整備などハードインフラにとどまらず,人的交流や日本語教育,スポーツ交流などの文化的事業や,植林,コミュニティエンパワーメントなどの社会・環境持続可能性に関する事業への協力も幅広く行っていきたいと述べました。
 
フォーラムでは日本との協力を期待する分野として,連結性道路インフラ,観光,電力,ビジネス,人的交流,能力開発等に関して活発な議論がなされ,日本側より防災分野に関する日本の取り組み等について説明を行いました。
 
フォーラム発足の挨拶を行う平松大使(中央)


会場の様子