インド下院による原爆犠牲者への追悼

1. 8月4日,インド連邦下院議会において,広島及び長崎の原爆犠牲者を追悼する黙祷が行われました。平松賢司駐インド大使をはじめとする大使館館員及び当地在留邦人代表も国会を訪問し,下院議員と共に追悼及び黙祷を行いました。
 
2. インド連邦議会は,30年以上前からほぼ毎年この時期に原爆犠牲者追悼のための黙祷を行っています。戦後72年を経た今日もこうした慣行が続けられていることは,大変ありがたいことであり,本会議開会直前にマハジャン下院議長を表敬した際に,平松大使から深甚なる謝意を伝えました。
 
3. 黙祷に先立ち,マハジャン下院議長は議場において,原爆犠牲者を追悼して,概要以下の発言を行いました(発言はヒンディー語,英語の同時通訳)。
 
(1) 72年前の1945年8月6日と9日に,広島と長崎は,原子力爆弾の惨禍に見舞われた。同爆弾により,多数の死傷者が発生し,また,多くの人が生涯に亘って後遺症に苦しめられることとなった。
 
(2) 72年が経過した現在でも,広島と長崎の人々は,原爆による被害に苦しんでいる。インドはいかなる時も非暴力を強く主張し,平和と安定を保持するように多大な努力をしてきた。
 
(3) 今こそ,このような虐殺を撲滅させることを決意し,世界中に平和と兄弟愛のメッセージを広めよう。原爆犠牲者を偲んで,下院は起立し黙祷を捧げる。