ミゾラム州で草の根無償資金協力による簡易診療所の供与式の実施


更新:平成28年6月2日

5月3日、ミゾラム州において、平成26年度対インド草の根無償資金協力「ミゾラム州コラシブ県カムラン村における簡易診療所整備計画」の供与式典が実施され、日本大使館から磯俣秋男公使、来賓としてラル・サンハウラ州首相、被供与団体である貧困救済活動基金(Mission Foundation Movement: MFM)からラルチェンヌンガ会長ら、また対象地域の地元住民らが出席しました。
 
草の根無償資金協力は、開発途上国の地方公共団体、教育・医療機関、並びに途上国において活動している国際及びローカルNGO(非政府団体)等が実施する比較的小規模なプロジェクトに対し、在外公館が中心となって資金協力を行うものです。

今回供与された本案件は、住民に基礎的な医療サービスを提供するための簡易診療所1棟を建設する費用として、総額約7.2万米ドルを支援しました。
 
本案件の対象地域は、州都アイゾール市から約50キロ離れた地域で、約3千人が生活していますが、最寄りの医療機関からは約22キロ離れており、公共交通機関の整備も遅れているため、保健医療が行き届いていません。

被供与団体は同地域で仮診療所の運営を開始し、毎日無料で診療を行っていますが、現在の仮診療所の建物は、医療施設としての基本的インフラが不足していることから、必要な医療サービスを十分に提供できていませんでした。

本案件により、新たに簡易診療所を建設することで、同地域住民に基礎的な医療サービスを提供できるようになり、乳幼児死亡や妊婦死亡の減少や、マラリアの予防及び感染患者への適切な診療が期待されます。
 
今回の支援により、対象地域の人々の医療環境が向上されるとともに、日本とインドの友好・協力関係が更に強化されることが期待されます。

※5月20日、本案件によって供与された診療所にて、初めての出産が行われ、無事に女の子が生まれました。今まで同地域では、自宅での出産が一般的であったため、医療施設での出産は今回が初めてでした。被供与団体によれば、今回の日本からの支援を記念して、この女の子には日本語が名付けられるとのことです。







※更新:平成28年6月2日

日本の支援とミゾラム州で活動している青年海外協力隊の高比来ひとみ隊員への感謝の記念としてHitomiと名付けられました。